【タイガーⅠ・後期生産型】Part.5「車体の仮組みとフェンダーの切断」(タミヤ・1/48・制作記)
前回の記事で履帯が完成したので、次は車体の加工に入っていきます。
車体全体を仮組みして、フロントフェンダーの一部を切断して、ダメージ表現を加えます。
仮組みをして、パーツの合いをしっかり確認!
本組みの前に、パーツの噛み合わせに問題が無いか確認するため、マスキングテープで仮組みしてみました。
万一、合いが悪い部分があると組んだ時に全体が歪んでしまうこともあるので、少々手間ですが事前にしっかり確認しておきます。
今回は、さすがのタミヤクオリティーで、ゲート処理さえしっかりすれば、合が悪い部分はありませんでした。
押出しピン痕をパテで埋める
フロントフェンダー裏には6箇所押出しピン痕がありました。
ここはラッカーパテを塗布して乾燥させた後、800番のヤスリで削って仕上げました。
この後、片側のフェンダーをダメージ加工で切り取ることになるので、そこは埋める必要がなかったのですが、この時はダメージ加工の予定がなかったので、両方埋めてしまいました。
ここは組み立ててしまうとほとんど見えない箇所なので、面倒な場合はスルーしても問題ないかもしれません。
フェンダーの一部をカットして車体のダメージを表現する
今回は少しダメージを受けた感じに仕上げたかったので、フロントフェンダーを片方切り取って、取れてしまった風にしてみます。
写真の赤ラインでフェンダーを切り取ります。
フェンダーのカットを思いついたのが、押出しピン痕を埋めた後だったので、切り取ってしまう部分の押出しピン痕まで埋めてしまいました。。。
計画性がないと、こんな感じで無駄な作業をしてしまうことになります。。。
切り取るラインが少し複雑で、ノコギリだと切り取りにくそうだったので、今回はMrラインチゼルを使って切り取りました。
Mrラインチゼルは刃先に焼き入れがしてあり、非常に刃が頑丈なので、こういう箇所をガシガシ削るのにも使用できます。
ある程度溝が掘れたら、デザインナイフで切り取ります。
最後に600番のスティックヤスリで整えておきました。
これで戦場でフェンダーが脱落した感じに仕上げることができます。