【タイガーⅠ・後期生産型】Part.8「サイドフェンダーを火で炙ってダメージ表現を施す」(タミヤ・1/48・制作記)

今回は全体にダメージを負った車体のイメージで制作をしていくので、各所にダメージ加工をしていきます。
まずはサイドフェンダーに加工をします。

パーツの分割

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フェンダーは4分割になっていますが、キットでは1つのパーツで再現されているので、これを分割していきます。

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パーツには分割部分にスジが入っているので、デザインナイフで何度かなぞって切れ目を入れていきます。

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ある程度溝が切れたら、手で折るようにして切り取ります。

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最後に600番のスティックヤスリで面を整えておきます。

ロウソクの熱でフェンダーを変型させる

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分割したパーツをロウソクで炙って変型させていきます。
火からの距離によりますが、写真くらいの距離で2〜3秒ほど炙ると大分軟らかくなるので、そのあいだにペンチで力をかけてパーツを歪ませていきます。
最初は結構加減が難しいので、パーツは少しずつ火に近づけていきましょう。

【注意点】

  • 火を使うので燃えやすい物は近くに置かないようにしましょう。特に塗料や溶剤は火気厳禁です!
    加工はなるべくキッチンのコンロまわりなどで行い、近くに消化器などを置いておきましょう。
  • ロウソクが倒れたり、パーツが発火したときなどのために、下にステンレストレー等を敷いておく。(写真では100均のキッチン用品コーナーで買ったステンレストレーを敷いています。)
  • 小さなパーツを素手で持って火にかけると火傷の危険があります。写真のようにペンチ等でつかんで加工しましょう。
  • パーツを長く炙りすぎると、パーツが一気に縮んだりするので、加減が判らない時は少しずつ様子を見ながら加工しましょう。

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加工することで、少し歪んだ感じのフェンダーを再現できます。

加工したパーツを接着

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加工ができたら車体に接着します。
よりダメージを受けた感じを出すために、今回はあえて歯抜けにしてみました。