【日本戦艦 大和】Part.12「艦載機とボートの製作と筆塗り塗装」(タミヤ・ウォーターラインシリーズ・1/700・制作記)
完成品に艦載機は載せないつもりでしたが、せっかくなので作ってみました。
今回は艦載機にプラ板を使ってプロペラを追加するディテールアップをして、筆塗りで仕上げる手順をご紹介します。
プラ板を切り出して、艦載機にプロペラを追加する
写真のとおり、艦載機にはプロペラが付いていません。
このままだと少し寂しいので、プラ板を切り出したものを貼り付けて、プロペラを追加してみたいと思います。
まずは0.2m厚のプラ板を2mm幅で細長く切り出します。
それをさらに千切りにして、細長いものをたくさん準備します。
瞬間接着剤で艦載機の先端に3本接着します。
こういった細かい箇所は、ゼリー状の瞬間接着剤を爪楊枝を使って点付けすると接着しやすくなります。
プロペラを付けたら、他のパーツも全て組み立ててしまいます。
機体のパーツも組み立ても、ゼリー状の瞬間接着剤を爪楊枝で点付けして接着しました。
プロペラの箇所は脆くて取れやすいので、作業中に引っ掛けたりしないように注意しましょう。
機体色を筆塗りで塗装する
組み立てが完了したら、機体を割り箸に両面テープを使って固定します。
まずは機体の腹側を、Mrカラー 明灰白色1(No.35)で筆塗りしました。
塗料はそのまま使うと濃すぎるので、薄め液で2倍に薄めて塗っています。
1回で色が乗り切らない時は、1回目の塗りがしっかり乾燥してから、もう一度筆で上塗りします。
半乾きの状態で上塗りをしてしまうと、筆ムラができてしまうので、あせらずにしっかり乾燥するのを待ちましょう。
明灰白色が乾燥したら、極細の面相筆でMrカラー 濃緑色(No.129)を筆塗りします。
ここではあまり塗料を薄めすぎると、塗料が流れやすくなってしまい、不要なところまで濃緑色が流れ込んでしまうので、少しトロミが残るくらいの薄め具合がいいと思います。
ここも上塗りする際は、しっかり下塗りが乾燥してから行ないます。
明灰白色1と濃緑色だけ塗り分けたところです。
これから細かな箇所を塗り分けていきますが、ここでも機体色がしっかり乾燥するまで待ちましょう。
機体色が乾燥したら、翼の部分にMrカラー RLM04イエロー(No.113)・プロペラの部分にMrカラー 赤褐色(No.131)・フロート部分にMrカラー レッド(No.3)を描き入れました。
塗り方が下手で、なんか小学生の工作みたいな出来映えですネ。。。( ̄Д ̄;)
この部分は、かなり細かいので塗料は薄めずに、塗料瓶の蓋の部分の塗料を使って塗装しました。
しばらく書き込んでいると、筆の塗料が乾燥して描きこみにくくなってくるので、そうなったらラッカー溶剤で筆を一度洗浄すると描きやすくなります。
日の丸デカールの貼り付け
機体の日の丸部分はデカールが付属しているので、これを貼っていきます。
デカールを水に浸けて剥がしたら、マークセッター(デカール軟化&接着剤)を直接塗布します。
小さいデカールなので、しっかりマークセッターを塗って、後々剥がれてしまわないようにします。
マークセッターを塗り終わったら、所定の位置に貼り付けます。
位置が決まったら、湿らせた綿棒で余分な水分を吸い取ります。
乾いたままの綿棒で吸おうとすると、デカールが綿棒側に付いてしまうので、必ず先に綿棒を湿らせておきます。
水分が乾いてある程度デカールが密着したら、デカール軟化剤を含ませた綿棒で真上から軽く押さえておきます。
デカールを軟化させて上から押さえることで、よりしっかり密着させることができます。
デカールの水分が残っているときに行うと、デカールの位置がズレてしまうことがあるので、注意しましょう。
デカールが完全に乾いてから、最後にMrカラースーパークリアー半光沢(No.181)をエアブラシで塗装しました。
トップコートを吹くことで、デカールを保護することができます。
しかし、やっぱり近くで見ると塗り分けが汚いですネ。。。
もっと筆塗りの修行が必要そうです。。。
ボートはランナーを残して持ち手にしながら塗装する
艦尾に載せるボートを塗装します。
ゲートをカットしてしまうと塗装の時に持つ部分が無くなってしまうので、ゲートを残してランナー部分ををカットします。
持ち手に付けたら、船の内側をMrカラー ウッドブラウン(No.43)で筆塗りします。
ウッドブラウンが乾燥したら、面相筆でイスの部分にMrカラー タン(No.44)を描き込みます。
さらに、それが乾燥したら、Mrカラー 軍艦色2(No.32)で船の外側を筆塗りします。
塗料が乾燥したら、ゲートをニッパーかナイフで切り落とし、ゲート痕をヤスリで簡単に整面します。
整面できたら、その面に軍艦色2を筆塗りして乾燥させます。
塗装が完了するとこんな感じです。
やぱりあんまり筆塗りは得意じゃないみたいです。。。
完成した艦載機と船は、説明書通りだと艦尾に載せることになっていますが、今回は載せません。
なぜ載せないかって?好みの問題です!(`・ω・´)
さて、とうとう初の戦艦作りだった大和がいよいよ完成しました!
完成写真は次の投稿で披露したいと思います!