【日本戦艦 大和】Part.7「延ばしランナーを使って、ジブクレーンをディテールアップする」(タミヤ・ウォーターラインシリーズ・1/700・制作記)
キット付属のジブクレーンは、部品が小さいので抜けているはずの部分もプラ材で埋まっています。
通常こういった部分は別売りのエッチングパーツを使ってディテールアップしますが、今回は別売りパーツを使わずに制作をしているので、ここは延ばしランナーを使って自作していきます。
理想の細さになるように延ばしランナーをつくる
まずは不要なランナーをライターで炙って延ばし、延ばしランナーを作ります。
延ばす早さで細さが変わるので、なかなか理想な太さにならずに、6回ほどやりなおしました。。。
勢いよく延ばすと細くなり、ゆっくり延ばすと太くなるので、スケールに合う太さになるように、何本かチャレンジしてみましょう。
各部の長さはデパイダーで測る
写真はキット付属のパーツですが、このように骨組みのあいだもプラ材で埋まってしまっています。
延ばしランナーができたら、デパイダーで各部の長さを測ります。
こういう箇所は定規よりデパイダーの方が測りやすくて重宝します。
マスキングテープに延ばしランナーを固定して組み立てる
長さを測ったら、その長さに延ばしランナーを切り、マスキングテープを利用して固定します。
マスキングテープの粘着面を上にして固定し、その上に延ばしランナーを置いていくと、途中で形が崩れることなく制作を進められます。
固定できたら、流し込み接着剤を少量塗布して接着します。
その他の部分もデパイダーを使いながら、延ばしランナーを接着していきます。
骨組みが完成したら、瞬間接着剤で組み立てる
骨組みができたら、土台に設置していきます。
土台部分の不要な出っ張りはニッパーでカットしておきます。
瞬間接着剤を使って、土台に骨組みを接着します。
実物を完全に再現できている訳ではありませんが、見た目的にはもとのパーツよりだいぶよくなりました!
延ばしランナーなら材料費も無料で済むので、誰でも手軽にディテールアップができます!