【日本戦艦 大和】Part.9「細かなパーツの基本塗装」(タミヤ・ウォーターラインシリーズ・1/700・制作記)
前回までで、ほぼ全てのパーツの下処理が完了したので、全てのパーツに基本塗装をしていきます。
基本色を塗装した後に、マスキングや面相筆を駆使して塗り分け作業をしていきます。
細かなパーツは割り箸と両面テープで固定して塗装する
細かなパーツは割り箸に両面テープを貼って、その上にパーツを乗せて塗装します。
写真のように1本に複数のパーツを貼付ければ、一気に塗装できるので、作業が非常に楽です!
写真は、艦体と同じMrカラーの軍艦色2(No.32)を塗装したパーツです。
写真はメタリック色を塗装したパーツです。
こちらのパーツは、Mrカラーのブラック(No.2)を塗装した後に、Mrカラーの焼鉄色(No.61)を塗装しました。
下地にブラックを吹くことで、メタリック色本来の輝きを引き出しています。(パーツが小さくて本来の効果があるかどうか微妙ですが。。。)
中央構造物も軍艦色2(No.32)を塗装しました。
砲身他、ホワイト部分の塗り分け
砲身の根元の白い部分を塗装していきます。
まずは46cm主砲の砲身ですが、塗り分けの境目に細切りしたマスキングテープを巻き、のこりの部分は太めのマスキングテープで挟んでしまいます。
マスキングが終了したら塗料を調色します。
Mrカラー キャラクターホワイト(No.107)にMrカラー タン(No.44)を数滴混ぜてクリームがかったホワイトを作ります。
真っ白だと奇麗すぎて不自然になってしまうので、少し黄ばみを持たせて古い感じにしてみました。
色が決まったら、まずは筆塗りしやすい濃度に塗料を薄めて、主砲の後ろにある小さい3連砲(説明書に記載がないので名前が分からない…)の根元を筆塗りします。
筆塗り箇所が完了したら、そのまま薄め液を注ぎ足してエアブラシ用の薄さまで塗料を薄めます。
46cm主砲の砲身はエアブラシ塗装します。
ついでに、主艦橋最上部のパーツも同色でエアブラシを使い塗装します。
煙突と電波探信儀のブラック部分の塗り分け
まずは、煙突上部をマスキングしてMrカラー つや消しブラック(No.33)で塗装します。
マスキングは側面の配管が邪魔で少し隙間ができてしまいますが、エアブラシで塗装する際に、隙間にミストが入りにくくなるように角度を気をつけながら塗装をすれば、それほど問題無く塗装できました。
塗装が完了したら、デカールを貼り付けておきます。(マークセッターを使用)
デカールの水分が乾いたら、保護のためにMrカラー スーパークリアーつや消し(No.182)を吹いておきます。
ラッカー塗料なので、デカールを溶かさないように注意して捨て吹きしながらコートしていきます。
電波探信儀の方はエアブラシでは塗り分けが難しかったので、面相筆でブラックに塗り分けました。