プラモデル製作で使用する定規・スケールの解説
使い方
スケールはパーツなどの長さの測定や、テープやデカールなどを直線でカットしたい時などに使用します。
船舶の甲板などの細かい箇所のマスキング時にはマスキングテープを細かくカットしなければいけませんが、スケールを使ってカットすればテープの断面をキレイにカットすることができます。
一般的な文房具のプラスチック定規は目盛りの精度が悪く、さらに刃物と一緒に使用すると刃先が定規に食い込んで定規自体をダメにしてしまうので、必ずステンレス定規を1本用意しておきましょう。
おすすめのスケール
短めサイズで取り回し最高! JIS1級の高品質スケール「シンワ 直尺 ステン 15cm」
長さが15cmと、短めなステンレススケールです。
定価が約300円(実売200円前後)というロープライスですが、JIS1級の製品なので精度がとても高いです。
15cmと聞くと少し短く感じますが、模型製作ではそんなに長いものを測ったり切ったりすることはないので、これくらいの長さの方が小回りが利いて使いやすいです。
一応30cmのスケールも持っていますが、大きなプラ板を切り出す時くらいしか出番がありません。
それと作業のしやすさの要因になっているのは重さです。
30cmのスケールと比較すると、長さは半分ですが重さはなんと1/6以下の9.8g!
長さが短いため30cmスケールよりも幅と厚みが薄く作られており、軽量で取り回しがしやすくなっています。
目盛りは片側が1.0mm刻み。もう片方が0.5mm刻みになっていて、かなり細かな計測にも対応することができます。
模型製作では0.5mmでも結構大きな誤差になってくるので、細かな計測の際にはこの0.5mmの目盛りは重宝します。