ウォーターラインシリーズのディスプレイにぴったり!ナカバヤシ コレクションケース レビュー

こんにちは!
未だに大和型を建造できない、ダメ提督のシノです!
今回は大和型などの大型戦艦も展示できる、ナカバヤシの「コレクションケース」をレビューしていきます!

しばらく幅広のアクリルケースを探してたけど、結局木製のディスプレイケースにしたのね。
でもなんでコレにしたの?

う~ん、ずっと1/700大和がしっかり収まるケースが欲しかったんだけど、探してみたら大和が収まる大きなディスプレイケースはどれも高価で躊躇してたんだ。
そんなときAmazonで2,000円という価格で発見したから買ってみたんだ。
これなら価格も安いし、1つで3隻も飾れるからね!

それじゃあ、さっそく開封から順にレビューしていきたいと思います!

開封~梱包状態の確認

メーカーの段ボール直送で届きました

メーカー梱包の段ボール
今回は価格が安かった(2,000円)のでAmazonで商品を購入しました。
その他にも細々したものを一緒に購入したのですが、コレクションケースだけは単体でメーカー梱包の段ボールのまま送られてきました。

しっかりした梱包で、各部材を保護

発泡スチロールの梱包材
開封してみると、段ボール内の四方はしっかりと発泡スチロールで保護されていました。

ビニールでの部材保護
さらに各部材は一つひとつビニールなどで保護されているので、余程乱雑な扱いをされない限りは、中身が破損したり傷ついたりすることはなさそうです。

前面のアクリル板もしっかり保護

アクリル板のビニール保護材
前面に差し込むアクリル板は両面に保護ビニールが密着されており、傷がつかないように保護されています。

背面のガラス鏡はベニヤ板付きで安心

ガラス板のベニヤ補強
背面に差し込むガラス製の鏡は、割れたりしないように鏡の裏面にベニヤ板が貼られています。
これなら多少の衝撃があってもすぐに割れてしまうことはなく、地震などで倒れても安全です。

組み立て

組み立てはプラスドライバー1本でOK

プラスドライバーを使った組み立て
組み立てにはプラスドライバーが1本必要です。
組み立ては難しいことはなく、棚の各板をプラスドライバーで止めるだけです。
ねじ穴が予め開けられているので、ねじを締めるのに力は必要なく、女性でも簡単に組み立てることができます。
ただし、ねじ穴が余裕をもって作られているため、あまりに力いっぱいギュウギュウに締めると穴がバカになってしまいます。
私は頑丈に締めようとしすぎて1カ所ねじが回り続ける状態になってしまいました。。。

組み立て完了
背面の鏡は天板を止める前に差し込む形になっています。
鏡を設置後に天板をねじ止めすれば、組み立て完了です。
時間的には説明書を見ながらの作業で、だいたい15分もあれば完成できます。

前面のアクリル板は上から差し込む形式

前面のアクリル板の開閉
前面のアクリル板は、棚の上部からスリットに差し込む形式になっています。
これなら気軽に展示物の入れ替えなどができますね。

棚板とダボ穴

10段分のダボ穴で理想の高さに棚板を設置

棚設置用のダボ穴10段
アクリル棚設置用のダボ穴は10段分開けられています。
各ダボは15mm間隔で開けられているので、展示物に合わせて細かに高さを調整できます。
設置するダボに対して穴の方は少し余裕がある大きさで開けてあるので、ダボの抜き差しも簡単にできます。
よくダボ穴がきつすぎて設置したダボが抜けなくなるようなことがありますが、この棚では素手で簡単に抜き差しができます。

アクリルの棚板は厚めの5mm厚

アクリル板の断面
アクリルの棚板は断面がバリなどはないものの質感は切りっぱなしの感じです。
このあたりは価格が安いので仕方ないところでしょうね。

厚さは5mmもあり強度的には十分ですが、棚の幅が広いためあまりに重たいものを乗せると少したわむ可能性があります。
金属製や鉱石のコレクションなど重たいものを乗せる時は注意しましょう。

棚板間の高さ

2段棚の棚間高さ
棚間がなるべく等間隔になるようにアクリル板を設置して棚の高さを測ってみました。
2段で使用する場合、上段が約105mm、下段が約108mmとなりました。
2段等分割で使用する場合は展示物の高さは100mmくらいまでがよさそうです。

3段棚の棚間高さ
3段では上から順番に約69mm・71mm・78mmでした。
3段で飾る場合は展示物の高さは65mmくらいになりそうです。
当然ですが、棚板は写真の状態から上下に15mmずつ自由に変更が可能です。

奥行きは75mmまでが限界

棚板の奥行き
アクリル棚自体の奥行きは約70mmですが、棚板から前面の保護アクリル板まで5mmほど余裕があるため奥行きとしては75mmまでのものならギリギリ収めることができます。
ただ75mmのものだとアクリルを差し込む際に擦れて傷が付く恐れがあるため、余裕をもって74mmくらいまでのものにしておいたほうが良さそうです。

別売りの棚板で段数を増やすことも可能

中の棚板は別売りのものを追加購入することで段数を増やすことができます。
板だけでなくダボもしっかりと同封されています。
ミニカーなどの背の低いものを飾りたいときに活用できそうです。

ウォーターラインシリーズを展示してみた

大型戦艦の大和もギリギリ収まる

1/700大和の展示
日本最大級の戦艦であった大和(実寸263m・模型375mm)が写真の通りギリギリ収まります。
なので、大戦時の日本艦(1/700)ならすべての艦を展示することができます。
棚の幅(内寸)が約396mmなので、1/700スケールだとアイオワ(実寸270m・模型386.5mm)あたりが限界ギリギリで収まるラインだと思います。
全長が300mを超えるニミッツやエンタープライズなどは収まらないので、大型艦の展示を予定している場合はしっかり長さを確認しておきましょう。

駆逐艦~軽巡洋艦なら1段に2隻は飾れる

1/700川内の展示
写真の上段に展示してあるのは軽巡洋艦の「川内」です。
スペース的には軽巡洋艦~駆逐艦くらいの大きさなら、斜めにすれば2隻は飾れそうです。

どうでもいいけど、なんで説明画像にまでしゃしゃり出てきてんのよ。

いや、記事書いてて気づいたんだけど、板の反射でおもっきしリアル顔が写り込んでて(汗)
さすがに顔面偏差値30のおいらじゃ表には出られませんよ。。。

なるほど、だから記事はじめの写真でも不自然な位置で登場してたわけね。。。

フィギュアを展示してみた

ねんどろいどは高さと奥行きがギリギリ

ねんどろいどの展示
ねんどろいどは棚を中央で2段にすると、ギリギリですが収めることができます。
幅としては飾るキャラクターによりますが、だいたい1段に4体~5体の展示がベストだと思います。

写真で使用しているBRSのねんどろいどはベースの高さが通常のねんどろいどより高いため頭から天井まで5mmほどしか余裕がありませんが、通常の薄いベースならもう少し余裕があると思います。
ただし、下段のデッドマスターのように頭から角とかが生えていると収めることができません。。。

また、棚板の奥行きが70mmに対して通常のねんどろいどのベースは60mmなので10mmほどしか余裕がありません。
フィギュアを自立させる際に支柱アームが過度に後ろにはみ出るポーズだと奥行きが足りなくなることがあるので、こちらも注意が必要です。

きゅんキャラは高さも奥行きもぴったりサイズ

きゅんキャラフィギュアの展示
写真はきゅんキャラのフィギュアですが、きゅんキャラは奥行きも高さも余裕があって展示にはぴったりです。
幅的には1段に5~6体くらいは飾れそうです。
ねんどろいどでは2段でも高さと奥行きがギリギリでしたが、「きゅんキャラ」「ねんどろいどぷち」「デフォルメフィギュア」など小さめのものなら余裕をもって展示ができそうです。

その他の使い方

小さめのミリタリーモデルの展示に

1/48の戦車模型の展示
試しに手元にある1/48スケールの戦車を入れてみました。
中戦車であるソ連のT34は比較的余裕に収まりましたが、幅の広い重戦車のドイツTiger-Iは棚の奥行きが足りず前面の保護アクリル板が閉められませんでした。
1/48はこのように入ったり入らなかったりですが、1/72あたりならどんなものでも恐らく展示できると思います。
1/35だとケッテンクラートのような小物しか収まらないでしょうね。。。

塗料や接着剤の瓶の収納に

塗料や接着剤の収納
本来の使い方ではありませんが大きさ的に模型用の塗料や接着剤の収納にも使えそうです。
ただしアクリル棚が5mm厚とはいえ、あまりに重いものを乗せすぎるとたわんでしまうので、ほどほどにしておきましょう。
アクリル棚を自作で強度のある木板に置き換えて使うのもありかも?

ちなみに、棚の天板はしっかりねじで固定されているため強度があり、上に物を乗せてスペースを有効活用できます。
ミニカーなどなら、小さいアクリルケースを別で飾ったりするのも良さそうです。

まとめ

いかがでしたか?
大和級の戦艦が展示できるアクリルケースは価格が3,000円以上するものばかりですが、ナカバヤシのディスプレイケースなら実売2,000円(Amazon)で戦艦・正規空母級を3隻も展示することができます!

幅が広い展示ケースって高価なものばかりだから、安価でたくさん飾れるケースはほんと助かるわね!
この価格なら棚を複数並べてもキレイに展示ができるわね!