塗料瓶のラベルをキレイに剥がして、スペアボトルとして再利用する方法
皆さん、使い切った塗料の瓶はどうしてますか?
「そのまま捨てるのはもったいないな〜。スペアボトルとして再利用したいな〜。」なんて思っている方も多いと思います。
特にクリアー塗料の空き瓶なんかは、顔料が混ざってしまう心配もないので、スペアボトルとして使うにはうってつけですよね。
今回は、そんな塗料の空き瓶のラベルをキレイに剥ぎ取って、スペアボトルとして再利用する手順をご紹介していきます。
目次
ラベルをそのまま剥がそうとすると失敗する
うぇぇぇ〜〜〜〜ん。。。
使い切った塗料瓶のラベルを剥がそうとしたら、うまく剥がれなくて汚くなっちゃった〜!!!
あ〜。。。スペアボトルとして再利用しようよしたんだね。
ラベルが汚くなっちゃうのは塗料瓶あるあるだけど、塗装の時に使うあるものを活用すると、このラベルをキレイにペロッと剥がす事ができるんだ。
塗料瓶のラベルのキレイな剥がし方
ラベル剥がしには、ツールクリーナーを使うべし!
えっ!完全に出落ち!
というか見出し落ちしてるじゃない!
っそ、そうなんだけど、一応こうするといいって手順があるから詳しく解説していくよ!
今回は塗装用具の洗浄に使用するツールクリーナーを使ってラベルをキレイに剥がしていきます。
ラッカー溶剤でも代用できると思いますが、ツールクリーナーの方がラベルの糊を溶かす作用が強いので、こちらの方が剥がしやすいと思います。
[手順1]ラベルまわりにティッシュを巻き付け、ツールクリーナーを染み込ませる
まずは瓶のラベルまわりにティッシュを巻き付けます。
ティッシュをあまり厚くしてしまうと、使用するツールクリーナーの量が多くなってしまうので、二つ折りくらいで巻き付けると丁度いいと思います。
ティッシュが巻けたら、スポイトなどを使ってツールクリーナを染み込ませてヒタヒタにします。
シノはアホだから素手で作業してるけど、良い子のみんなはちゃんとゴム手袋をして作業しようね!
・・・・・。
[手順2]溶剤が揮発しないようにラップに包んで5分ほど放置
ツールクリーナーがラベルの糊面まで染み込んで糊を溶かすまでしばらく放置しますが、ツールクリーナーは非常に揮発性が高く放置している間に乾燥してしまうので、ラップで包んで5分ほど放置します。
綴じ口はクリップが輪ゴムなどで閉じておけば良いと思います。
[手順3]ラベルを剥がして、残った糊を拭き取る
5分ほど放置したら取り出してラベルを剥がします。
簡単にぺろっと剥がれるので、剥がす瞬間は超気持ちいいです!
ラベルはキレイに剥がれましたが、溶け出した糊が瓶の表面に残ってしまうので、ここはツールクリーナーを染み込ませたティッシュなどでキレイに拭き取っておきます。
この時、瓶の中に汚れが残っている場合には、ついでにキレイにしておきましょう。
キレイなスペアボトルの出来上がり!
お〜〜〜!!!
ラベルがキレイに剥がれて、ちょ〜キレイなスペアボトルになった〜〜〜!!!
これなら中の塗料の色もすぐに確認できて使いやすいね!
塗料を入れる時は、なるべく同系色の瓶をつかうように!
いざキレイにしたスペアボトルですが、蓋の内側などは形状が入り組んでいてしっかり洗浄したつもりでも顔料が微妙に残ってしまうことがあります。
特にもともとブラックが入っていた空き瓶にホワイト系の塗料を入れたりなどすると、蓋に残っていた顔料が不意に混ざってしまったりするので、他色の影響を受けやすい明るい色などは、なるべく新品のスペアボトルを使うようにしましょう。
リサイクルしたスペアボトルは色が少し混ざっても影響がない、軍事色のようなくすんだ色で使った方が安全だよ!
明るかったり鮮やかだったりする塗料は、しっかり新品のスペアボトルを使った方がよさそうね。