【塗装のコツ】暗いパーツを明るく鮮やかに発色させたい!失敗しないための塗装手順

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どうも!管理人のシノです!(●・ω・)/ ヨッ!

プラモデルづくりも、塗装をしはじめると「パーツを違う色に塗り替えてやろう!」と思う場面が出てきますよね。
特にエアブラシなんて導入した日には、自分の好きな色を吹き放題になる訳ですから、黒のパーツを大胆に鮮やかな色で塗り替えてやろう!なんてことも多々あると思います。

ただ、元が白いパーツに色を塗る時はどんな色で塗っても満足いく仕上りになるんですが、色が暗いパーツに明るい鮮やかな色を塗るとイメージしてたより良い発色にならずに(´・ω・`)しょぼーんな顔になったりします。。。

今回はそんな失敗をしないように失敗例を交えながら、暗いパーツを鮮やかに塗装する手順を確認していきましょう!
(/゚▽゚)o レッツゴー♪

まずは失敗例から

今回塗装するパーツと塗料

塗装するパーツと塗料
塗装するパーツは、HGアッガイの腕部分のパーツです。
もとのパーツはかなり暗めの赤茶色をしています。
そして塗装に使う塗料はガイアノーツのバーチャロンカラー(VO-29)「萌葱ライトグリーン」を使います。

バーチャロンカラー-萌葱ライトグリーンの色
ご覧のように少し蛍光がかったとても鮮やかなライトグリーンなので、せっかく塗装するならこの鮮やかさをしっかりと再現した塗装をしたいところです。

とりあえず、パーツにそのまま塗ってみた

塗装後のパーツ
とりあえず、適度に希釈したパーツにエアブラシで直接吹き付けてみました。
少し塗りが甘いのもありますが、明らかに彩度が落ちて色が少しくすんでいます。
もとの塗料はバキバキなライトグリーンでしたが、色が落ち着いてなんだかそら豆や枝豆のような自然なグリーンになりました。
まあ自然な色合いを求めるならこの仕上りもアリな気もしますが、今回は塗料本来の鮮やかなライトグリーンに塗装したいので、やはり直接塗料を塗装するのはダメですね。(´・ω・`)

鮮やかな色に塗装する場合は、ベースホワイトで下地塗装をすべし!

失敗例の通り、下地の色が暗かったり濃い色の場合、鮮やかな塗料をそのまま塗装するとパーツの色が影響して色が変わってしまいます。
では、どうやって塗装すればいいか?
下地の色が影響してしまうなら下地を真っ白にしてしまえばいいんです!
そこで今回はこの下地塗料を使って、下地を白くしてみます。

ホワイトサーフェイサー
(o’д`o)ノジャジャーン!
真っ白な下地用塗料!その名も「Mr.ベースホワイト1000」です!
名前は似てるけどガンダムに出てくるアレじゃないですよ!

このベースホワイトは通常の白い塗料に比べて粒子が少し大きい代わりに隠蔽力(下の色を隠す能力)が高くなっている塗料です。
通常の白の塗料で濃い色の下地を隠そうとすると、何回も重ね塗りをしなければいけませんが、このベースホワイトを使えばエアブラシなら1回の塗装でほぼ下地の色を隠すことができます!

色の違いを比較するため、3種の下地を用意

下地塗装をした3種のパーツ
今回は下地の色がどれほど塗装に影響を及ぼすか比較をするために[下地塗装なし][グレーサーフェイサー][ベースホワイト]の3種の下地を用意しました。
このそれぞれに萌葱ライトグリーンを塗装して、色の発色を比較していきたいと思います。

塗装の結果。3種の発色の違いは歴然!

塗装後の発色の比較
照明や角度によって色味が変わってしまわないように、撮影環境を統一して各パーツを撮影しました。
(蛍光灯照明・SS-1/10・F11)

各パーツの発色は一目瞭然ですね。
下地をベースホワイトで塗装したパーツは塗料本来の鮮やかなライトグリーンに発色しています。
グレーサフのパーツはプレーンに比べれば発色はよくなっていますが、やはり微妙に彩度と明度が落ちているのがわかります。

鮮やかな発色のためには白下地が命!

塗料本来の発色を100%発揮したいなら、しっかりとホワイトで下地をつくることが大切です!
鮮やかな色で塗装する場合はしっかりと下地づくりをして塗装していきましょう。

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