【夏休み工作に!】ワイルドミニ四駆「マンモスダンプ」作ってみた(商品・組立レビュー)
どうも、管理人のシノです!(´・ω・`)ノ
ここ数日でタイガー戦車とHGアッガイを完成させて模型製作が一段落したので、今回はちょっと休憩して以前模型店で衝動買いしていたワイルドミニ四駆をつくって遊んでみることにしました!
組立説明をしながら商品レビューをしていきますので、お子さんの夏休み工作のネタを探している親御さんなど、ぜひ立ち読みしていってください!
目次
使用する道具
- ニッパー(ミネシマベビーニッパー/定価594円)
- デザインナイフ(ダイソー/定価100円)
- 単3電池×2本(ニッケル水素電池以外)
ニッパー
ニッパーはパーツをランナー(パーツを一まとめにしたプラスチックの骨組み)から切り取るのに使用します。
今回は模型製作初心者御用達のミネシマベビーニッパを使用しました。
このニッパーは実売価格400円ほどという圧倒的コスパの割にとても切れ味がいいので、ニッパーをお持ちでない方は一緒に購入しておきましょう。
100均でもニッパーは売っていますが、今回のようなプラスチックパーツの切り取りには向かないので、ニッパーだけは最低限プラモデル用のものを用意しましょう。
プラモデル用ニッパーについて詳しく知りたい方は、下記の「プラモデル用ニッパー比較」の記事も合わせてお読み下さい。
デザインナイフ
デザインナイフは切り出したパーツの断面が汚い時に、キレイに整形するために使用します。
家庭用の普通のカッターナイフでも代用できますので、カッターをお持ちの方はそれを使っていただいても大丈夫です!
今回はなるべく安価に抑えるために100均のものを使用しました。(写真のものはダイソーで購入したもの)
100均のデザインナイフは今回初めて使用しましたが、切れ味も特に問題無く使用できました。
今回のワイルドミニ四駆だけの製作なら刃は1枚あれば事足りますが、もしこれから色々な模型を製作していく予定の方は、替え刃も10枚位で100円で売られているので一緒に購入しておきましょう。
電池
電池は付属していないので、単3電池を2本用意しましょう。
注意しなければならないのが、パッケージにも記載されていますが、「ニッケル水素電池は使用不可」です。
ニッケル水素電池とは、簡単に言うとエネループなどの充電式電池のことで、この電池をミニ四駆で使用すると発熱が高くなりすぎて危険なので、絶対に使用してはいけません!
また、もう一点注意しなければならないのが、タミヤから発売されているミニ四駆用の充電電池も使用できません!
ミニ四駆専用なので使用できそうな気がしますが、タミヤの公式ページを見ると使えないミニ四駆の欄に「ワイルドミニ四駆」と記載されているので、ミニ四駆専用だからと間違って使用しないように注意してください。
ちなみにモーターはしっかりとキットに付属していますので、別に用意する必要はありません。
よりトルクの強いモーターに換えればパワーが強くなるかもしれませんが、ワイルドミニ四駆はギヤ比がかなりトルク重視の設定になっているので、付属のノーマルモーターでも十分パワフルに走れます。
キット開封
早速キットを開封していきます!
箱の中にはパーツがギッシリつまっています。
なんだか幼少の頃を思い出して、すごくワクワクしてきます!!(・∀・)
ただ1つのパーツの大きさが大きいので、パーツ数はそれほど多くはありません。
ボディーのパーツたち。
荷台部分は別パーツになっていて、実際の車両の荷下ろし時のように立たせることができます。
工事車両らしいオレンジがかったイエローがなんか愛らしく感じます。
タイヤとホイールパーツ。
ワイルドミニ四駆らしい極太タイヤが、とてもコミカルな雰囲気です。
ホイールの一部はギヤになっており、この部分で動力伝達するという面白い構造になっています。
シャシーまわりのパーツたち。
シャシー部分にはモーター・ギヤボックス・電池などが効率的に収まるような構造になっています。
全てのパーツがスナップフィットというパーツ同士を押し込むだけで組み立てられる構造になっているので、全てを接着剤なしで組み立てることができます。
その他のパーツたち。
モーターはしっかりとキットに付属しているので、別途購入する必要はありません。
ギヤには潤滑用のグリスが付属しているので、しっかりギヤに塗ることで潤滑と駆動音の低減ができます。
配線用の金属パーツは組み立てるだけでしっかり回路が成り立つように設計されているので、導線などを使った難しい配線などをする必要なく、簡単に組み立てることができます。
パーツの切り出し方の基本
初めてプラモデルを作る方もいらっしゃると思うので、ニッパーとナイフを使ったパーツの切り出し方のコツを解説したいと思います。
- まずはパーツから少し離れたところでカットします。
最初からパーツのギリギリでカットしようとするとパーツをエグってしまったりして失敗することがあるので、最初はパーツから離れたところでカットするほうが安全です。 - パーツのギリギリのところにニッパーの刃を当ててカットします。
だいたいのパーツはこれでほぼキレイにカットができます。 - もし[2]の工程でバリが残ってしまったりした場合は、デザインナイフやカッターを使って断面を削り、キレイに整えておきます。
切断面が汚いままだと、不意に手を切ってしまったりすることもあるので、しっかりと整面しておきましょう。
ボディパーツの組み立て
まずはニッパーとナイフを使ってボディーパーツを切り出します。
シールは手でも問題無く貼れますが、ピンセットがあると、より作業がしやすくなります。
写真はダイソーで100円で購入したピンセットなので、デザインナイフなどを購入する方は一緒に購入しておくと作業がはかどります。
シールが貼れたら、説明書を見て組み立てます。
ジョイント部分をはめ込むだけで簡単に組み立てることができます。
モーターの組み立て
まずはモーターにピニオンギヤを取り付けていきます。
ギヤの取り付け方は説明書に記載がありますが、ランナーの一部にギヤ取付用の穴が空いていますので、まずはそこにピニオンギヤをいれます。
その後、モーターを上から差し込み上から体重をかけて押し込みます。
写真のようにモーターの軸がギヤからはみ出すくらいでないと、押し込みが不十分ですのでしっかりと押し込みましょう。
結構体重をかけないとなかなか奥まで入らないので、お子さんが製作をする場合は大人の方が手伝ってあげた方がよいかもしれません。
ピニオンギヤがしっかりハマったら、モーターをシャシーパーツに設置します。
モーターの電極が付いている方が上になるので、方向に気をつけましょう。
モーターは差し込む方向があるので、間違わないようにしてください。
最初モーターがなかなか入らなくて、説明書を確認したら逆に押し込んでいました。。。
危うくシャシーパーツを破損するところだったので、よく説面書を読んで確認しておきましょう。
ギヤボックスの組み立て
ギヤボックスを組み立てていきます。
キットにはギヤ潤滑用のグリスが付属しているので、歯の部分にしっかり塗布しておきます。
ギヤがしっかりと組み込めたら、蓋のパーツでギヤボックスを閉じます。
蓋をするとギヤボックスの部分がしっかりと密閉されるので、外のジャリ道でもホコリの混入を気にせずに遊ぶことができます!
タイヤ・ホイールの組み立て
タイヤとホイールを組み立てていきます。
ホイールパーツを切り出したらタイヤを押し込んでいきますが、1つ注意事項があります。
タイヤには装着する方向があります。
具体的には進行方向に対して、タイヤの山が前を向くように装着しなければならないので、方向に注意しながらはめ込みましょう。
タイヤが装着できたら、[軸受けパーツ]→[ホイールキャップ]の順番でパーツを装着します。
シャシーにタイヤを装着
シャシーにシャフトを設置します。
シャシー側には軸受け用の金属パーツがありますので、忘れずに設置しましょう!
その後、タイヤを左右から押し込んで装着します。
ギヤボックス側のほうにギヤ付きホイールがくるので、間違わないように注意しましょう。
電池ボックスの組み立て
電池ボックスを組み立てていきます。
スイッチパーツは既に組み立てられているので、電池ボックスのパーツに押し込むだけで簡単にスイッチが設置できます。
その他の回路金具も説明書通りに組み込んでおきます。
電池ボックスの裏側に出た回路パーツは手で曲げなければいけないので、しっかり曲げておきます。
結構力がいるので、お子さんが製作される場合は大人が手伝ってあげたほうがよいかもしれません。
電池ボックスが完成したらシャシーに設置して電池を入れておきます。
電池を固定するパーツがあるので、これでしっかりと電池を固定しておきます。
ボディーを設置して完成!!
ボディはシャシーの左右に専用の固定パーツを使って固定します。
ボディが固定できたら、いよいよ完成です!!
とうとう完成しました!!
どうです、この愛らしいフォルム!!
飾っておくだけで、めっちゃかわいいです(*´。・ω・。`*)
この記事の写真を撮りながらでも製作時間は1時間ちょっとだったので、普通に製作すれば1時間かからずに完成できると思います。
後ろからも1枚! Σp[【◎】]ω・´)パシャリ
極太タイヤが走らせる前からパワフルに悪路を走破する姿を想像させてくれます!
後ろにはウィリー走行用のバーを取り付けることができます。
あとせっかくのマンモスダンプのボディーなので、荷台に何か載せたくなりますね!
室内で遊んでみた
室内で簡単な障害物をつくって遊んでみました!
段差の走破性能ですが、3cmくらいの段差なら自力で乗り越えられます。
4cm以上になると、自力で乗り越えられない時がありました。
写真のような文庫本を重ねて遊ぶと、丁度いい障害物になります。
坂道なんかもグイグイ登っていきます!
パッケージには40度までの坂道が上れると書いてあったので、実際に40度くらいの急坂もつくって登らせてみましたが、坂が急すぎると途中でウィリーして坂を転げ落ちていきました。
なんか倒れたりひっくり返ったりしてる姿もかわいく感じます!
室内の平らな床ならウィリーや片輪でも、結構長い距離を走ることができます。
走行中はけっこう駆動音がするので最初は少しビビってた飼い猫も、しばらくしたら興味津々でした!
まとめ
小さなお子さんでも簡単につくれて、室内でも外でも遊べるワイルドミニ四駆。
ニッパーとカッターだけあれば誰でも簡単につくれるので、模型製作をしたことがないあなたも、ぜひチャレンジしてみてください!