【ガンプラ改造】手芸用ボタンを使ってHGズゴックの推進装置をディテールアップする

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こんにちは!管理人のシノです!
今回は手芸用のボタンを使った、超お手軽なディテールアップ方法を紹介していくよ!

えっ!?ボタンなんかを改造パーツとして使えるの?

ボタンは真円形だし、素材もプラスチックのものがたくさんあるから、円柱型のタンクとかに使うことで、簡単にディテールアップパーツとして活用できるんだ!
それじゃあ、作業の手順をしっかり解説していきます!

今回改造する推進装置のパーツ

推進装置のパーツ
写真はHGズゴック背面の推進装置部分です。
今回は、この円柱型の推進装置を手芸用のボタンを使ってディテールアップしていきます。

使用する材料

材料のボタン
今回は手芸店で売っているプラスチックのボタンを使用します。
ボタン売り場に行くといろいろな色やサイズのものが売られています。
サイズによりますが、だいたい6個前後で120円ほどだったので、単価20ほどの安価で改造パーツに使用できます。
今回改造するズゴックの推進装置は直径が15mmほどなので、それに合ったサイズのボタンを用意します。

まずは推進装置の基本工作から

合わせ目消し

合わせ目消し後のパーツ
まず最初に推進装置の基本工作を先に済ませてしまいます。
この推進装置はモナカ構造でセンターに目立つ合わせ目がきてしまうため、接着剤を使って合わせ目を消しておきます。
合わせ目消しには接着面に樹脂入り接着剤を塗布してから、大きめなクリップで挟んだまま2日ほど放置してから簡単にペーパーをかけました。
まだ完全に消し切れていないかもしれませんが、残った箇所は後でサフを吹いて確認してから微調整したいと思います。

不要なダボをニッパーでカットしておく

パーツ分割
この推進装置のパーツは下の部分が写真のように別バーツになっています。
今回はこの分割を活かして、間にボタンでつくったパーツを挟み込むようにします。

ダボをニッパーでカット
底部のパーツには組み立て用の突起が2つ出ていますが、ここはボタンを挟み込む時に邪魔になるのでニッパーでカットしておきます。
組み立て後は隠れてしまう部分ですので、ニッパーで切りっぱなしの汚い状態のままで構いません。

突起が太くてニッパーに負荷がかかるから、薄刃ニッパーとかは使わないようにね!

高価なニッパーが刃こぼれしたら大変だしね。

後は任意で塗装やデカールなどを使って、パーツを仕上げておく

基本工作が完了したパーツ
あとは通常の塗装手順を踏んでパーツを先に仕上げておきます。

ちょっと!工作手順はしょりすぎじゃない!!

今回はあくまでボタンを使ったディテールアップの紹介だから、基本工作の説明は長くなちゃうから、かんべんしてください!

ボタン部分の工作手順

今回はあえて透明感のあるボタンを選んでます

ボタンの透明感
今回は数あるボタンの色の中でも、半透明に近い感じのものをあえて選んでいます。
それにはこのボタンにクリアー系の塗料を吹いて、あえて光沢感を出して目立たせようという狙いがあるためです。
サフを吹いてソリッドカラーやメタルカラーで仕上げるなら、ボタンの色は何でもいいと思いますが、今回の作例を真似ようとしている方は、ボタン選びの際はご注意ください。

1000番のペーパーで足付けする

ペーパーでの足付け作業
ボタンの材質がわからなかったので、塗料の食い付きを考えて最初に1000番のペーパーで足付けをしました。
ボタンによってはサイドにパーティングラインがあったりするので、それもココで処理しておきましょう。

ラッカーのクリアーオレンジを塗装

クリアーオレンジの塗装
足付け作業が終わったら一度中性洗剤で洗浄して、乾いたらラッカーのクリアーオレンジを吹き付けます。
半透明の素材にクリアー系の塗料を吹くことで、写真のように透明感がある仕上りにすることができます。

なんか自動車のウインカー部分みたいね。

確かに。。。
内側をドリルでくりぬいて、中にLEDとか入れたら、結構おもしろい表現ができるかもしれないね。

ボタンをエポキシ接着剤で接着して完成!

完成写真
最後はエポキシ接着剤でパーツを接着して完成です!
接着剤がはみ出すと汚くなってしまうので、塗りすぎに注意しましょう。

全体をツヤ消しのトップコートで仕上げて、あえてボタン部分だけ光沢にすることで、質感でもコントラストがついて情報量がアップするよ!

今回は推進装置だったけど、プロペラントタンクとかでも使えそうね!

今回は本体とほぼ同径のボタンを使ったけど、あえて一回り小さいボタンを使って一部を凹ませてもおもしろいかもね。

ねぇ!ここまで紹介したなら他の改修箇所のことも少し教えてよ!

わかったよ!
じゃあ使った材料だけ簡単に紹介していくね。

ついでにその他の箇所の改造箇所もご紹介

噴射口にはロゼットワッシャー

ロゼットワッシャ
噴射口にはロゼットワッシャをメタルパーツとして使用しました。
ステンレス製なのでサビないですし、瞬間接着剤で接着するだけで簡単にディテールアップできます。

ホームセンターのネジコーナーに行くと色々なサイズが売ってるよ!

ロゼットワッシャー 各種の商品画像
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ロゼットワッシャー 各種

凹モールドには偏光フィルム

偏向フィルム
凹モールド部分にはHIQ PARTSの偏光フィルム「ミラージュグリーン」を貼り付けました。
ジール状になっているので、切り取るだけで簡単に貼付けることができます。

安く済ませたい人は100均の子供用文具コーナーに売ってるメタリックテープで代用するといいかもね!

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ハイキューパーツ ミラージュグリーンシール

頭頂部にはピンソケットでアンテナを装備

アンテナ
先端部分には電子工作用のソケットピンを逆に差して通信アンテナにしました。
本当はズゴックの本体側に付けたかったんですが、仮組みした際にこちらの方が全体のバランスがよかったので、こんかいはココに配置しました。
取り付け方は合わせ目消しが終わった後にピンバイスで穴あけをしておき、塗装後に取り付けるだけです。

電子部品だから秋葉原とかならバラで売ってるかもしれないけど、ガンプラ用パーツとしても通販で購入できるよ。
[Gパーツさんのソケットピン売り場はこちら]

まとめ

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塗装してそのまま貼付けるだけの超かんたん工作なので、ガンプラ改造初心者の方も気軽にチャレンジしてみてください!

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