塗装時のシンナー臭をシャットアウト!おすすめの防毒マスクと吸収缶
うぅぅ〜〜〜〜ん・・・・・。
どうしたのゆうなちゃん?
今ラッカー塗料を使って塗装をしてるんだけど、溶剤臭がすごくて頭痛がしてきたのよね。。。
しっかり換気もしてるのに、なんでこんなにラッカー塗料って臭いのよ。
それは大変だ!!とりあえず空気のきれいな所で、しばらく休んだ方がいいよ!
皆さんも塗装中のシンナー臭に悩んでる方も多いと思います。
こんな時は、塗装用のしっかりした防毒マスクを使うと、シンナー臭を完全にカットすることができます!
今回は私が実際に使用している、おすすめの防毒マスクを紹介していきます!
目次
溶剤臭に対する防毒マスクの効果
模型用塗料やツールクリーナーの強烈な溶剤臭を、完全にシャットアウト
私が模型塗装時に必ず使用しているのが、この「重松製作所 防毒マスクGM77」です。
(※私が3年以上使っているものなので、写真がボロボロですがご了承ください。)
このマスクは[防毒マスク]というのがみそで、少し似ている[防塵マスク]とは違います。
防塵マスクはその名の通り砂ホコリなどの粉塵は防げますが、有機ガスは防ぐことができません。
しかし、防毒マスクは有機ガスに対応した吸収缶を装着することにより、塗料に含まれる有機溶剤のガスを吸収してくれます。
しかも防塵機能にも優れているため、エアブラシやスプレー塗装で出る細かな塗料カスも防いでくれます。
装着するとまったく溶剤臭がしなくなる
実際にマスクを装着して塗装作業をすると、その性能の高さに驚かされます。
溶剤が多く揮発するスプレー塗装やエアブラシ塗装をしても、まったく溶剤臭を感じません。
模型製作の中ではとりわけ溶剤臭がキツいツールクリーナーでも、完全に溶剤臭をシャットアウトしてくれます。
このマスクを買うまでは、頭痛と格闘しながらラッカー塗装をしていましたが、このマスクのおかげで完全に頭痛・めまい・吐き気といった悩みから解放されました。
有機ガス用吸収缶
吸収缶は交換できるので経済的
有機ガス対応の吸収缶は、しばらく使用していると性能が低下してきます。
私の場合は、平均すると週に2〜3日くらいの塗装頻度ですが、約3ヶ月くらい使用すると微妙にシンナー臭がしてきます。(それでも8〜9割はカットされている感じですが)
マスクは吸収缶を交換できる構造になっているので、性能の低下を感じたら定期的に交換する必要があります。
交換用吸収缶は格安で安心
吸収缶は個別で販売されているので、マスク部分は壊れるまではずっと使い続けることができます。
価格はどのメーカーのものでもだいたい500円前後で購入できるので、ランニングコストはそれほどかかりません。
吸収缶は密閉されたパッケージになっており、使用期限は製造から約2年ほどあるので、ある程度まとめ買いしても大丈夫です。
※追記:写真は記事作成時に私が使用していた[トラスコ中山]の吸収缶ですが、amazon販売・発送の取り扱いがなくなってしまったため、今は[重松製作所 CA710OV]を使っています。
優れた防塵機能
防塵機能で塗料カスの吸引も防げる
写真は新品と3ヶ月使用した吸収缶の比較です。
比較いただければお分かりいただける通り、3ヶ月使用した吸収缶は塗料カスでとても汚れています。
直前にずっとレッドの塗料を塗装していたため、微妙に赤みがかっていますね。
マスクをまったくしないと、この塗料カスが肺に入っていたことになります。
まあ多少は鼻や喉の粘膜に吸収されると思いますが、それでも体に悪いことにはかわりありませんので、やはり密閉性の高いマスクは大切です。
それと、フィルターが写真くらいの汚れになってくると、目が詰まって新品のものよりも息苦しさが増してきます。
吸収缶はかなり使い古してもけっこう長く使えますが、快適に呼吸するためにはやはり定期的に交換した方が良いと思います。
実際の装着感
口や鼻に沿った形状でしっかりフィット
顔に接する部分は弾力のある素材になっており、鼻の形状も考慮されているので、顔にしっかりフィットします。
通常のマスクだと鼻まわりや頬のあたりに隙間ができることが多いですが、このマスクなら完全に外気をシャットアウトすることができます。
頭部と首にバンドをまわして、マスクをしっかり固定
おいらが実際にマスクをしたところを紹介しようと思いましたが、それだとあまりのキモさで記事を読んでくれている方をSAN値直葬してしまう危険があったため、今回は静岡県を代表するぐうかわな女の子に代わりをお願いしました。
こちらのお方です。
ヲタの同士諸君は名前を言わなくても誰だかわかるよな!
それでは、ずら丸ちゃん!がんばっていきましょう!
マスクは後頭部から首の後ろにゴムバンドをまわして固定します。
バンドの長さは調整ができるので、どんな頭の大きさでも安心です。
後頭部側から見るとこんな感じです。
頭頂部〜後頭部はバンドが二股になっているので、ズレ落ちてくる心配はありません。
ゴムバンドは首の後ろでワンタッチで着脱できます。
女性など髪の長い方は、髪の毛を巻き込むと痛いので注意しましょう。
ゴムバンドは伸びてしまっても交換できる
ゴムバンドは長く使っているとゴムが伸びてきてしまいますが、バンド部分だけでも販売されているので安心です。
ただ3年くらい使っている私はまだ一度も交換していないので、早々ゴムがへたってしまうことはないと思います。
まとめ
いかがでしたか?
防毒マスクを着用することで、シンナー臭から解放され、健康も守ることができます!
溶剤臭でお悩みのあなたも、ぜひ導入を検討してみてね!
どうでもいいけど、変なことばっかしてるとそのうちガチ勢のラブライバーにタマ取られるわよ。。。
マスク本体
写真 | 説明 |
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防毒マスク GM77 Sサイズ【基本説明】[サイズ]S 【通販リンク】 | |
防毒マスク GM77 Mサイズ【基本説明】[サイズ]M 【通販リンク】 | |
防毒マスク GM77 M/Eサイズ【基本説明】[サイズ]M/E 【通販リンク】 | |
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防毒マスク GM77 Lサイズ【基本説明】[サイズ]L 【通販リンク】 |
有機ガス用吸収缶(GM77対応品)
写真 | 説明 |
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