【ガンプラ改修】HIQ PARTS「ノーマル STDスラスター」を使ってアッガイのバーニアをメタルパーツ化してみた
HGアッガイのバーニアをメタルパーツに換装したので、制作手順を紹介したいと思います。
ドリルの穴あけ加工だけで簡単に取り付けられますので、ガンプラ改造初心者さんはぜひご一読ください!
目次
使う材料
今回はHIQ PARTSから発売されている「10.0mm ノーマル STDスラスター」を使います。
価格は定価720円(税別)で、使いやすい価格になっています。
アルミの旋盤加工で製作されているので、プラスチック製のバーニアでは表現できないシャープで精細なつくりになっています。
内面と外面にはシャープな溝が細かく彫られており、内面奥側には精細な穴あけ加工により出力口が表現されています。
バーニア部分は、外形:10.0mm/長さ:10.0mm。取り付けのためのピン径は2.5mmとなっています。
本体に装着する為のピンの縁はしっかりと面取り加工されており、取り付け穴の径がギリギリでも、スムーズに挿入できるように配慮がされています。
そしてなんと言ってもこの商品の一番の売りは内側と外側が別のパーツでできていること!
通常バーニアの内側と外側を違う色で塗り分けたい場合は、マスキングをするかエナメル塗料を使って拭き取るなどして塗り分ける必要がありましたが、この商品では内側と外側が別パーツになっているので、マスキングなどしなくても簡単に塗り分けができます!
バーニアの換装手順
【手順1】バーニアの取り付け部分に穴をあける
写真は加工前のアッガイのランドセル部分を仮組みしたところです。
キットのバーニアは大きさも小さくて外側には一切ディテールが無いので、あまり迫力が感じられません。。。
取り付け部分のパーツにバーニアのピン径である2.5mmのドリルで穴をあけます。
今回のアッガイの場合は最初から穴があいているので、もとの穴を広げるかたちになります。
このとき穴の方向が曲がってしまうとバーニアを取り付けた時にズレてしまうので注意しましょう。
【手順2】バーニアの塗装
メタルパーツはそのまま塗装すると食い付きが悪く乾燥後でも塗装が剥げてしまうことがあるので、最初にメタルプライマーをエアブラシで吹いておきます。
今回は外側はアルミの地を活かすために無塗装にして、内側のみクリアーオレンジを塗装することにしました。
クリアー系の塗料で塗装すると下地のアルミの質感が透けてキャンディー塗装のような輝きになるのでおすすめです!
もちろん普通のソリッドカラーでも塗装できますが、せっかくのメタルパーツの質感を活かすなら、やっぱりクリアー塗装ですね!
【手順3】バーニアの接着
塗料が乾燥したら、エポキシ接着剤を使ってバーニアの外側パーツと内側パーツを接着します。
外側と内側が違う色だと、やっぱり手が込んでる感じがしていいですね!
あとバーニアの縁の内側パーツが1mmほど外に出っ張っているので、横から見ても内側のオレンジがアクセントになって見えます。
【手順4】ランドセルに差し込んで完成
最後に工作と塗装が完了したランドセルに装着して完成です。
2.5mmジャストで取り付け穴をあければ、接着剤を使わなくてもしっかり固定されますが、一応ここにもエポキシ接着剤を使用しておきました。
取付箇所によりますが、このように穴あけ加工をするだけで簡単に装着でき、塗装時の塗り分けも簡単ですので、ガンプラ改造初心者の方にもオススメです!
ぜひ気軽にチャレンジしてみてください!
[追記]HGアッガイへの装着例
HGアッガイが完成したので実際の装着例の写真を追加しました。(2017年7月25日)