【偏光シール】ガンプラのワンポイントに最適!HIQ PARTS ミラージュグリーン 使用レビュー

ヘッダーイメージ

こんにちは!管理人のシノです!
今回はHIQ PARTSのミラージュグリーンっていう偏光シールをレビューしていくよ!

おぉ!!なんかオーロラみたいでキレイなシールね!

シールだから切り取って貼付けるだけで簡単にガンプラとかのアクセントに使えるんだ!
トップコートをした場合や、使用例などを紹介していくよ!

光の当たる角度で色が変化

偏光シールを曲げたところ
シートの偏光具合が分かりやすいようにシートを湾曲させて撮影してみました。
ご覧のように光が強く反射しているところはグリーンに、反射が弱いところはレッドに発色しています。
ちなみにシートは白の台紙に貼られた状態になっているので、下地を白にした場合には写真のような反射色になると思います。

フィルムの薄さはデカールと同じくらい

台紙から剥がした偏光シール
写真は台紙から剥がした偏光シールです。
貼る前の状態ですが、背景が黒だと写真のようにブルーに見える角度もあります。
フィルムと言うだけあって厚さはかなり薄く、一般的なデカールと同じくらいの薄さになっています。
デカール並みの薄さなので、作業時はピンセットが必須になります。(パッケージの注意書きにもそう記載されています。)
写真はタミヤのデカール用ピンセットで掴んでいますが、なるべく先端が尖っていないデカール用ピンセットを使った方がいいと思います。

デカールくらい薄いなら、使う場所を選ばずどこでも使えそうね!

ただデカールみたいに軟化させることができないから、三次曲面には使えないから注意してね。
(※パッケージに記載あり)

シール自体は半透明で、隠蔽力は低い

シートの隠蔽力
シールをパッケージ裏の台紙に貼り付けてみました。
シール自体は基本的にフィルムなため、隠蔽力はありません。
複数色にまたがるような箇所にそのまま貼付けると下地が完全に透けてしまうため、しっかりと色を統一しておく必要がありそうです。

なんだかクリアパーツとかに貼り付けたら、おもしろい表現ができそうね!

下地の色によって偏光具合が変化する

下地色による色の変化
パッケージ裏には下地色による色の変化を確認できるように、色見本が印刷されています。
この上に実際にフィルムを貼る事で偏光の具合を確認することができます。
パッケージにも記載されていますが、下地が黒のときが反射率が最大になり色変化が大きく現れます。
ただ特定の色で偏光が極端に弱くなってしまうことはないので、どの下地色で使用しても問題はなさそうです。

トップコートをかけるとどうなるか

作品完成後の耐久性を考えれば、デカールと同様にトップコートで保護しておきたいユーザーさんも居ると思いますので、ラッカークリアーでコートする実験をしてみました。

トップコートをしない状態

トップコートなし
円柱状のパーツに約10mm四方のシールを貼り付けました。
下地は一番偏光が大きくなるように光沢ブラックにしてあります。
トップコートをしていない状態ではフィルムの光沢感をそのまま活かせ、反射した光の歪みもトップコートをした場合より少ないので質感としては一番キレイな仕上りになります。

光沢クリアーを吹いた場合(ラッカークリアー)

トップコート-光沢
まずはラッカーの光沢クリアーを吹いてみました。
溶剤の耐久性を確かめるために、一切砂吹きせずに最初からかなりの量をしっとりと乗せてみましたが、デカールのように端が浮き上がってきてしまうことはありませんでした。
溶剤の耐久性は高いようなので、いざトップコートを乗せるときはそれほど神経質にならなくても大丈夫なようです。
ただし、シール面の反射した光の歪みが大きくなり、質感としてはトップコートをしていない場合に比べて少し落ちてしまっている気がします。
歪みの原因が溶剤によるシールの波打ちなのか、塗装面の歪みなのかはわかりませんが、もしかすると磨ぎ出しなどをすれば少しはマシかもしれません。

つや消しクリアーを吹いた場合(ラッカークリアー)


最後につや消しのラッカークリアーを乗せてみました。
やはりつや消しを乗せるとかなり落ち着いた感じになります。
ただ、写真では分かりにくいですが、見る角度によって反射した光がザラザラしてしまって少し汚く見えてしまう角度があります。
言葉で説明するのが難しいですが、薬品に曝されて酸化して変色した金属面みたいな質感とでも言いましょうか。。。
正直、つや消しのトップコートは、よほど狙った考えがない限りはおすすめできません。

結論としてはトップコートはしないのが一番キレイ

質感の高いフィルム感を活かすには、やはり貼りっぱなしが一番キレイにフィルムの光沢感と偏光が表現できると思います。
フィルム自体はかなり薄いですが、糊面の接着力はかなり高く、一度貼り付けてしまえば早々剥がれてきてしまうようなことは無いと思うので、おすすめは作品のトップコートが済んでから仕上げにフィルムを貼付けるのがおすすめです!

ガンプラで実際に使ってみた

使用例-1
ズゴックの腰部分に使ってみました。
ツヤ消しのボディに使うと、いい感じに反射してキラリとしたアクセントになります。

完成写真
こちらはズゴックの推進装置です。
やはりこういった凹部分に貼付けるのが一番の使いどころな気がします。
今回の例ではたまたまパーツ自体が黒っぽかったので、貼付けるだけでキレイな偏光になりましたが、明るいボディの場合は貼付ける箇所をブラックで塗り分けるか、トップコート前にブラックのデカールを貼っておくなどするとキレイに仕上がるかもしれません。

どお?トップコート後にシートを切って貼付けるだけで、簡単にアクセントをつけられるでしょ。

これなら無塗装派の人でも簡単に使えそうね!

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