プラモデル製作で使用する耐水ペーパーの解説

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使い方

耐水ペーパーの使用例

ゲート痕の処理や、パーツ表面のヒケ処理に

耐水ペーパーは耐水性の紙ヤスリのことで、パーツの切取り痕を整えたり(ゲート処理)、パーツ表面のくぼみを消したり(ヒケ処理)するのに使用します。

上の写真はパーツの表面に目立つヒケ(くぼみ)があったので、耐水ペーパーで削ってヒケを消しているところです。
こういった表面が球面の箇所は棒ヤスリなどでは処理できないので、耐水ペーパーで処理することになります。

必要な耐水ペーパーの番手は?

番手の説明図
耐水ペーパーには必ず[400番][1000番]などの番号が付けられており、番号が小さい方が目が荒く良く削れる番手。番号が大きい方が目が細かく削る力が弱い番手となります。
つまり400番のペーパーの方はよく削れるが仕上りがザラザラで表面が荒い仕上りになり、1000番のペーパーの方はあまり削れないが表面がきめ細かくキレイに仕上がることになります。

使用する場面に合わせて番手の違う耐水ペーパーを用意する必要がありますが、初めて模型製作をされる方は、とりあえず[400番][600番][800番][1000番]の4種類だけ揃えておけば、ほとんどの処理に対応できます。

320番より荒い番手は、改造などで盛ったパテをガシガシ削ったりしない限り必要ありませんし、逆に1200番より細かい番手は光沢塗装をした際の表面の磨ぎだしなど特殊な作業でしか使用しません。
初心者の方はそういった作業をすることはまず無いと思いますので、ゲート処理などの基本工作だけなら400番〜1000番のペーパーさえあれば問題ありません。

作業別の使用番手目安

作業別の使用番手目安表
あくまで目安になりますが、各作業で使用する番手の目安は上の図の通りです。
下記に改めて必要番手を記載しておきます。

ゲート処理
600番〜1000番
ヒケ処理・表面処理
400番〜1000番
パテ造形の切削・大規模な形状変更
180番〜400番
光沢の磨ぎ出し・デカール段差消し
1000番〜2000番
ガンプラのエッジ出し
320番〜400番
塗装面のゴミ除去
1200番〜1500番

おすすめの耐水ペーパーは「タミヤ フィニッシングペーパー」シリーズ

タミヤ-フィニッシングペーパー
タミヤ社から発売されている耐水ペーパーです。
180番〜2000番まで揃っているので、模型製作のほとんどの作業に対応できます。
また、ほとんどの模型店に置かれているので入手性も抜群です。
写真のものは番手ごとに3枚セットで売られているものですが、細目セット(400番×2枚、600番×1枚、1000番×2枚)など、番手の違うペーパーが1セットになったものも売られているので、初めての方はセットで購入するのも良いかと思います。
私はゲート処理やヒケ処理などで400番と600番の使用頻度が高いので、この2つの番手は切らさないように常に2袋くらいはストックしています。

台紙に使われている紙の固さも丁度良く、水磨ぎでもカラ磨ぎでもどちらでも使い心地がいいです。
一時期ホームセンターのペーパーを使っている時期もありましたが、使用感がこちらの方がよかったので、今では180番未満の超粗めのペーパー以外は、ほとんどこのフィニッシングペーパーを使用しています。

100均のケースを使って、作業を効率的に!

100均のツールケース
写真は私が普段使用している100均で買ったツールケースです。
番手をかえる度にペーパーを切り出すのが面倒なので、あらかじめ使いやすい大きさにカットしたものをストックしておくと、とても作業が楽になります。

ペーパーはハサミで切り分けていますが、刃こぼれしてもいいようにハサミも100均のもを使うとよいでしょう。

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