【ガンプラ】MSM-07S シャア専用ズゴック 完成作品紹介(HGUC・1/144)
どうも、管理人のシノです!
コツコツ製作していたHGのシャア専用ズゴックがようやく完成しました!
先に製作していたクリャトリヤの構想に煮詰まって現実逃避でズゴック作ってたのに、結局こっちが先に完成したのね・・・。
現実逃避にも本気を出す!それが私です!!
実はこのズゴック1ヶ月近く前にはほぼ完成してたんだけど、写真を撮影してパソコンでRAW現像してたらグラボが昇天しちゃって、それからしばらく放ったらかしにしちゃったんだよね。
あぁ、昔のMac Proはグラボが弱点のモデルが多いみたいね。
新しいグラボを調達してパソコンも復活したから、さっそく完成したズゴックの各部紹介をしていきます!
目次
シャア専用機のイメージカラーであるレッドをより鮮烈に
もともとのシャア専用ズゴックはサーモンピンクっぽい色ですが、今回はより鮮烈な印象の機体に仕上げるためにかなり彩度の高いレッドをオリジナルで調色しました。
ベース色としてはガイアカラーのブライトレッドを使用しましたが、このレッドが原色のままだと少し紫寄りの色味だったため、ガイアカラーの純色シリーズである[純色イエロー]を足して少々オレンジ寄りの色相に調整しました。
ただこのままだとあまりに彩度が高すぎてギンギンな色味になりそうだったので、ガイアカラーのピュアブラックを数滴足して、彩度を落ち着かせてあります。
上記の色を基本色として、それに合うようにレッドブラウンっぽい色を明度違いで2色調色して各パネルラインの塗り分けに使用しました。
各色をかなりこだわって調色したおかげで、製作前にイメージした鮮烈なレッドの機体に仕上げることができました。
全体の絵を引き締めて、コントラストを強くするブラック
もともと明度が高めだったサーモンピンクの部分を高彩度のレッドにしてしまったので、コントラストを確保するために蛇腹関節や推進装置などに完全なブラックを使用し、全体の引き締めを図りました。
ブラックを使用することでコントラストが強くなると同時に、メインのレッドがより鮮やかに見えるようになります。
また脚パーツの地面側もブラックにすることで、足付きよく全体の安定感が出ることを狙っています。
なるほど、主役のレッドをより引き立てるために、他の配色もしっかり考えないといけない訳ね。
腰部(股関節)部分のパーツはブラックだと単調だし、レッドだと赤の面積が全体で多くなりすぎてバランスが悪いので、考えたあげくかなり暗めのダークブルーにしました。
あまり青を強くしてしまうと、せっかくのレッドを殺してしまうので、ブラックと一応差が分かる程度の色に抑えてあります。
胸のダクトはエッチングパーツに換装
胸部分の円形のダクトはもともとモールドがいまいちだったのでナイフとヤスリで削り落として、エッチング製のメタルパーツに変更しました。
地味な箇所ではありますが、胴体の目立つ箇所なので、ここを大きめなメタルパーツにするとキリッと表情が引き締まって見えます。
モノアイはスワロフスキーのガラス製ラインストーン
モノアイはもともとHIQ PARTSのSPプレートとルミドームの組み合わせにするつもりでしたが、いざ完成した機体に合わせてみるとバランスが悪かったので、メタルパーツは諦めてラインストーンのみにしました。
モノアイがカメラということを考えれば、ほんとは円形ドームを使った方が理論的にはいいんだけど、プラモデルのオブジェとして見た時にこっちのスワロフスキーの方が、目がキラッと強調されて好きなんだよね。
確かに、ガラス製だし精密に多面カットされてるから光が反射してかなり目立つわよね!
推進装置の上部は強化通信アンテナを追加
「隊長機なら通信機能が強化されててもいいかな?」と勝手な脳内設定をして、通信用のアンテナを推進装置の頭頂部に追加しました。
素組みと完成品の比較
全体的には、スジ彫り、メタルパイプ、メタルボール、デカール、パネルの塗り分け、偏光フィルム貼付けなどを使いディテールアップをしました。
前回製作したHGアッガイの時は、全体的にデカールとかを貼りすぎて少し煩くなりすぎたかな〜って反省してたから、今回は抑えぎみにしたつもりだけど、どうでしょう?
う〜ん、たしかに前回のアッガイよりかはすっきりしたけど、一般目線から見るとどうなんだろうね。
HGってもとのキットがすごくシンプルだから手の加え甲斐があるけど、気がつくとやりすぎてゴチャゴチャしてきちゃうから、毎回さじ加減が難しいんだよね。。。
各部パーツを詳しく紹介!
ここからは、各部の詳細を比較写真を使って紹介していくよ!
頭部、胴体のパーツ
胸下の大きなダクト部分は下地にブラックを塗装した後、仕上げにメタルブラックを使って仕上げました。
頭頂部のミサイルハッチにもメタルブラックを使用しています。
クレオスのGXメタルブラックは色は暗いんだけど、光が当たるとキラッと輝くから重厚感が出しやすくて好きなんだよね。
確かに明るいシルバーよりも重々しい印象になってるわね。
腰、股関節パーツの比較
腰のパーツは前方部分を平面に面出しした後、各種プラパーツを使用してディテールを追加しました。
後方はスジ彫り、塗り分け、メタルボールなどでディテールアップ。
凹モールド部分には偏光フィルムを貼付けて、キラリとしたアクセントを加えています。
偏光フィルムって使ったことないけど、光を拾うからけっこう目立つアクセントになっていいわね!
そうなんだよね。
偏光フィルムはシールになってるから、切って貼るだけで簡単にディテールアップできるからおすすめだよ!
偏光フィルムの紹介は別の記事で詳しく紹介しているから、下のリンクからぜひ一緒に読んでみてね!
【偏光シール】ガンプラのワンポイントに最適!HIQ PARTS ミラージュグリーン 使用レビュー
股下の射出口はディテールがいまいちだったので、突出してる部分を削り落としてから、汎用のダクトパーツに置き換えました。
推進装置の比較
推進装置は中央の合わせ目処理をしてから、新たにスジ彫りで分割ラインを追加。
凹モールドにはアクセントとして偏光フィルムを貼り付け。
下部のオレンジの部分は手芸用のボタンを流用しました。
オレンジの部分だけ、あえて光沢にすることでアクセントを生んでいます。
頭頂部には通信機能強化用のアンテナを電子部品のソケットピンを流用して追加しています。
噴射口にはロゼットワッシャーをメタルパーツとして流用しディテールアップしています。
手芸用ボタンを使った推進装置のディテールアップ方法は別の記事でも解説してるから、下のリンクからぜひ一緒に読んでみてね!
【ガンプラ改造】手芸用ボタンを使ってHGズゴックの推進装置をディテールアップする
足パーツの比較
足パーツはもともとの凹モールドがとても浅かったので、全て0.15mmのタガネで彫り直しました。
それからディテールの乏しい箇所に新たにスジ彫りを追加し、マスキングによる塗り分けでパネルラインの分割を強調しています。
足の裏はマスキングによる塗り分け、メタルエッチング、メタルパイプ、デカールでディテールアップしました。
足の裏の出来も気に入ってるんだけど、立たせて飾ると見えなくなっちゃうんだよね。
確かに、水中航行中みたいな飾り方でもしないと、ほとんど見えないからね。
脚パーツの比較
中央にある大きめの凹モールドにはブラックのデカールを貼って塗り分けています。
こういった箇所はマスキングで塗り分けるよりも簡単、キレイに塗り分けることができます。
HGらしいシンプルなパーツだったので、各所にスジ彫り、メタルパーツなどを使いディテールをアップしています。
後方の凹モールドには偏光フィルムを使い、光を拾うようにしています。
また地味ですがひざ関節裏は素組みだとクリアランスがギリギリすぎて塗装が剥がれる恐れがあったので、外装甲の内側をナイフとヤスリで0.5mmほど削り込んでクリアランスを確保しています。
蛇腹関節部分のスジ彫りをキレイに彫る方法を別の記事で解説してるから、下のリンクからぜひ一緒に読んでみてね!
ヒザ装甲の裏側は中身がスカスカでヒザを曲げると丸見えになってしまうので、パテ埋めしてからヤスリで整面しました。
手、腕パーツの比較
腕パーツは中央に目立つ合わせ目があるので、基本工作でしっかりと除去しました。
全体的にモールドが少ないため、スジ彫りやメタルパイプの埋め込みでディテールアップをしています。
メガ粒子砲は精細なメタルパーツに換装しました。
クロー部分は光沢ブラックで下地塗装し全体にメタルブラックを吹いてから、爪の内側からブライトシルバーを吹いてグラデーションになるようにしました。
外側が暗く、内側が明るいシルバーにすることで爪の鋭さを表現しています。
でも写真で見るとあんまりグラデーションの具合がわからないわね。
確かに。。。メタリック塗料は光の当たり方で写真の写りが変わるから撮るのが難しいんだよね。
まとめ
最初は気休めで作り始めたHGズゴックだけど、作り始めたらHGらしいシンプルなパーツ構成で手の加え甲斐があってすごく楽しかったよ!
確かにRGとかの元からディテールが細かいキットにはない、シンプルなパーツ構成の楽しみ方があるわよね。
このキットはもとからプロポーションもかっこ良かったおかげで、大改修とかできないオイラの腕でも、スジ彫りとかメタルパーツを埋め込むだけで最初にイメージしたカッコいいズゴックに仕上がってくれたから満足です!
これからヤフオク用の説明画像とかを製作するので、そのうちヤフオクに出品したいと思います。
