【ガンプラ改修】アッガイのモノアイをメタルパーツに交換してみた!

モノアイパーツ完成
現在、鋭意製作中のアッガイさんのモノアイをメタルパーツに交換したので、その手順をまとめてみました!

使用する素材

使う材料
今回は以下の2種のパーツを使用します。

  • HIQ PARTS / HDプレート 4.0mm
  • スワロフスキー 2058 インディアンピンク

一般的にカメラの部分には、樹脂製のHアイズなどを使われる方が多いと思いますが、今回はより高級感を出したかったので、少々高いですがスワロフスキーのラインストーンを使用することにしました。

アルミの旋盤加工で実現できる、圧倒的な精細感のHDプレート

HDプレートの写真HIQ PARTSのHDプレートはアルミの旋盤削り出し加工なので、プラ製では表現できないシャープな造形が魅力的です。
モノアイはガンプラの中でも主役級のパーツですので、ここをディテールアップすると作品の質がグッと高まります!

今回は内径が4.0mmのものを使用します。
中心には穴があけられているので、内部にLEDを仕込むようなヘビーユーザーの方にも配慮されています。

使用する際の注意点ですが、高さが2.9mmと結構あるので、モデルによっては別パーツに干渉してしまう可能性があるかもしれません。

クリスタル・ガラス製で宝石のように輝くスワロフスキーのラインストーン

スワロフスキー2058正面
今回カメラ部分に使用するラインストーンは、スワロフスキー独自のクリスタル・ガラスが使用されています。
通常のクリスタルガラスは酸化鉛の含有量比が約24%なのに対し、スワロフスキー・クリスタル・ガラスは酸化鉛を32%以上含有することで、透明度や光の反射具合などが非常に高品質に仕上げられています。

また、今回使用する#2058はスワロフスキー独自のカット技術で、なんと14面カットされています。
どんな角度からでも光を拾って、宝石のようなキラキラしたモノアイに仕上げることができます!

スワロフスキー2058底面
平底はプラチナコーティングされているので、特別な加工をする必要もなく、接着剤で貼付けるだけで気軽に使用できます。

今回はアッガイに合わせて赤系の色を使用しますが、色数が非常に多いので使用するモデルに合わせていろいろな色を選べるのも魅力です!

制作開始 〜 土台はもとのパーツを活用する

アッガイ頭部-加工前
上の写真はHGアッガイの頭部です。
モノアイ部分はクリアパーツになっており、クリアパーツの先端にピンク色のシールを貼付けるだけの簡素なつくりです。
モノアイ自体は頭部のレールで挟まれて可動する仕組みになっているので、土台はこのクリアパーツを流用して制作します。

ベースのモノアイパーツには、少し厚みがあり、そのままHDプレートを貼り付けてしまうとメタルパーツが前面に出過ぎて装甲の端に干渉しそうだったので、ヤスリを使ってベースのクリアーパーツを薄く削ります。

小さいパーツはバイスで固定すると作業しやすい

ドリル先端にパーツを固定
今回のような小さなパーツを削る時は、手で持って作業すると力が入れずらくて大変です。
こんな時はバイスにパーツを固定して作業すると、保持が安定して作業しやすいです。
今回は電動ドリル先端に付いているバイス部分に固定して作業しました。
ドリル用のバイスは普通のバイスと違い、パーツを3方向から保持できるので、今回の様に丸いパーツを固定するのに実に重宝します。
このドリルの先端部分は、ホームセンターなどに行くと、写真のバイス部分だけでも売っているので、電動ドリルが無い人はホームセンターで探してみてください。

パーツの切削作業
クリアパーツは普通のプラパーツに比べて固いので、180番のペーパーでガシガシ削っていきます。
削った後がしっかり平らになるようにペーパーには当て木をしながら削ります。
削った面にHDプレートを接着するので、この面が平らでないとパーツの接着力が落ちてしまいますので、注意しましょう。

エポキシ接着剤で接着

パーツを接着
切削が完了したら、パーツにバイスの油が付着しているので、一度中性洗剤で洗浄してから、ラッカー塗料のブラックで塗装しました。
塗料が乾燥したら、エポキシ接着剤でパーツを接着します。
エポキシ接着剤は固まるまで時間がかかるので、固まる前にしっかり中心がズレないように微調整しておきます。

ラインストーンを接着
パーツがしっかり接着されたら、ラインストーンもエポキシ接着剤で接着します。

モノアイのメタルパーツ化、完成!!

モノアイパーツ完成
完成したパーツを取り付けてみました。
やはりモノアイが良くなると、全体がグッと引き締まります!!
スワロフスキーのラインストーンも狙い通りのキラキラ感で、すごく目立ちます!!
写真はまだ仮組み状態なので、アッガイさんが完成したら、改めて完成写真を掲載したいと思います。